
まちの歩き方
函館港町は、美しい港を中心に栄えた歴史的な町です。
異国情緒あふれる街並みや名所を散策し、
函館ならではの文化と歴史を感じてください。
港を望む
和洋折衷の
まちなみ
美しい港を望み、異国文化と日本の伝統が融合した歴史的な街並みが広がる函館港町。明治時代からの建物やレンガの道が港町ならではの風情を感じさせます。函館山の絶景や、赤レンガ倉庫群など、港を中心に発展した町ならではの景観が今も残り、異国の影響を受けた独特の文化が息づいています。歴史と自然が調和した函館港町の魅力を、ぜひご堪能ください。
函館の歴史を象徴する「五稜郭」
五稜郭は、江戸幕府が北方防衛と統治のために函館に築いた西洋式の星形要塞。箱館奉行所が設置され、函館は政治と軍事の中心として発展しました。明治維新後には旧幕府軍が拠点とし、箱館戦争の舞台となるなど、激動の歴史を刻んだ舞台の1つ。現在は五稜郭公園として整備され、函館のまちの成り立ちと歴史を伝える重要な史跡であると同時に、四季折々の自然が楽しめる市民の憩いの場として親しまれています。

明治の風情を残す函館の文化遺産
「旧函館区公会堂」
旧函館区公会堂は、明治時代に建てられた洋風建築で、函館市の歴史的なランドマークの一つ。1910年に完成し、函館市民の交流の場として利用されました。外観はイギリス・ゴシック様式を取り入れた美しいデザインで、内装も当時の雰囲気を色濃く残しています。現在は、函館の歴史や文化に触れることのできる観光施設として一般公開されています。公会堂からは函館港を一望でき、周囲の美しい景色も楽しむことができるスポットです。

日本初の国際貿易港
「函館港」
1854年に締結された日米和親条約により、日本初の国際貿易港として開港した函館港。これにより、函館は外国との貿易の拠点となり、近代日本の開国の象徴的な場所となりました。港周辺には、当時の異国情緒を感じさせる建物や街並みが今も残っており観光地としても人気のエリア。現代では漁業や貿易の重要な拠点として機能し、観光クルーズやイベントも盛況に行われています。また、函館山から見る夜景と共に、港の美しい景色も魅力の一つです。
